● メーカー:有限会社ピクタ
● 内容量:10g
テラベイトは、「微生物が有機物を分解し、その副産物を植物が利用する」という自然の仕組みを、小さなレイアウトの中で再現できる新しいタイプの栄養ペレットです。
水草・雨林植物、着生植物に好適
● 特徴:自然の仕組みでやさしく栄養供給、水中でも形状を保持し、ハードタイプの極細ペレットでピンセットなどで扱いやすい。
● 使用方法:株元に配置、挿入。
● 原材料:植物発酵エキス、ミネラル、鉄分など。
■特徴まとめ
・極細の有機質ペレット、水中でも崩れません
・微生物の代謝物が植物を元気に
・においが少なく虫がわきにくい
・ゆっくり効くから安心してスポット使用可能
「細さ」と「固さ」にもこだわりました
スポット使用を実現する直径約2.5mmのペレット形状。
市販されている有機質ペレットの中では、最細クラス!
ピンセットで扱いやすく、ハードタイプに仕上げてあるので、土や水苔にもすんなり差し込めます。
特徴と仕組み
緩やかな栄養供給:微生物に分解されながら少しずつ養分が発生し、濃度上昇による根傷みやコケの発生を防ぐ
ピンポイント供給:直径2.5mmの極細ペレットで、必要な植物だけにスポット使用可能
デリケートな植物にも安心:ワイルド株や着生植物でも、無理なく“成長スイッチ”が入る
清潔で扱いやすい:有機物でありながら、コバエが発生しない特殊仕様
水中でも形状を保持:崩れず、砂利底床でも水草の生育をサポート
化学肥料にはないメリットも
化学肥料では無機態の栄養のみを供給しますが、有機物を分解する過程で生じる微生物の代謝物は植物ホルモンのように作用することが知られています。
これは、バイオスティミュラントと呼ばれ、農業界でも注目されている分野です。
テラベイトを食べた微生物が作りだす代謝物が、植物の成長スイッチ入れたり、生育を後押しし、単なる栄養補給以上の効果が期待できます。
自然界ではどう起きているのか
自然界では、誰かが肥料を与えているわけではないのに、多様な植物が共存しています。
株元には必ず枯れ葉や草が堆積しており、それを微生物が分解することで養分が供給されています。
つまり、「持続的に供給される有機物を微生物が分解し、その副産物を植物が利用している」という仕組みが、自然界の安定した栄養循環を支えています。
従来の工夫とその限界
腐葉土やピートなどの有機物を培土に混ぜる:効果はあるが持続性にかける。虫が発生しやすいデメリットも
落ち葉を敷く:見た目が悪く、未分解の有機物はカビや窒素飢餓を招く
ケト土ドレッシング:分解が進んだ有機物を供給でき有効だが、ケト土は天然湿地由来の可能性があるため、消費拡大は自然環境への影響考えると好ましくない
そこで開発されたのが テラベイト です。
微生物たちの餌を供給することで、自然界の栄養循環を再現することを目指しました。
テラベイトの中には、「すぐに食べられる状態の植物発酵エキス」「食べるのに時間がかかる植物発酵エキス」が適切なバランスで配合されています。
使っている植物資材は、自然の切り売りにならないもののみを使用。
その中には、漢方薬の絞り粕など、未利用資源も活用。
循環の中から新しい価値を創出することを大切にしました。